この記事でわかること
- 犬の聞き取れる音域
- 犬の聴力は人間の4倍!
- 耳掃除について
犬の聞き取れる音域
音とは空気や物体の振動によって伝わり感じ取れるものです。
この音が空気中を伝わる波を音波といい、音波の繰り返しが早い(音の振動が早い)場合、高い音として認識します。逆に音波の繰り返しが遅い場合、低い音として認識されます。
この波が1秒間に繰り返される数を周波数と言い、周波数は単位 Hz(ヘルツ)と表されていますね。
Hz(ヘルツ)って聞いたことあるだわん!
例えば、30Hzは波が1秒間に30回繰り返されることを言います。
人間が約20~20,000Hz程度聞き取れるのに対して、
と言われています。
低い音を聞き取る能力の差はあまりありませんが、高い音を聞き取る能力は犬様が圧勝しています。
聴力検査で使われるモスキート音は17,000Hz前後と言われ、人間が聞こえない20,000Hz以上の音を超音波と呼んでいます。
聴力検査でやっと聞き取れる音なのに犬はその2.5倍以上の高い音を聞き取れるなんて!
壁に向かって急に吠えたりするのは犬だけに聞き取れる音を聞いているのかな。
もひもひたちが聞き取れない音をわいたちは聞いているんだよ。
この聴力を利用した道具として犬笛が挙げられます。
犬笛は30,000Hzと人間には聞こえない音で大声を出さずとも、指示を出すことができるのです。
また、サイレンが聞こえると遠吠えをする犬がいますが、サイレンの音は遠吠えの周波数に非常に近く、犬の本能を呼び起こすのではと推察されています。
ちなみにイルカやコウモリは200,000Hzまで聞き取れるのだとか…。
犬の聴力は人間の4倍!
1937年にシェパードで行われたエンゲルマンの実験では
と発表されました。
さらに人間は聞き取れる音の方向が16方向なのに対して、犬は32方向と人間の2倍の音収集能力を持つと言われています。
犬の耳掃除について
動物には耳を自浄する機能がついており、外耳道には線毛という細かい毛があり、これが作用して耳垢を外に排出してくれる役割を担っています。
そのため、耳掃除をする必要がないと言われるのが通例ですが、耳垢が乾燥しているタイプと湿っているタイプがいて、湿っている場合は耳垢が排出されづらいため耳掃除が必要です。
垂れ耳であればどうしても耳内部が湿りやすく、耳掃除が必要になる場合が多いです。
耳掃除をする場合に気を付ける注意点として、外耳道は傷つきやすいため、いかに傷つけずに処置するかがポイントです。
自然に排出させる目的として外耳(耳入り口)を掃除することはいいことですが、奥まで掃除するとかえって耳垢を奥に押し込み、自浄作用が働かなくなったり、奥に行けば行くほど繊細で傷つけやすいです。
耳掃除で傷付けるのが怖いので、僕は耳の洗浄液を使っています。
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市販の洗浄液は刺激が強く、肌荒れの原因になってしまうことも…。
ミミキュアワンは刺激ゼロにこだわり作られたと記載されています。
犬の耳は中でL字型になっているため、耳の奥は綿棒などで洗浄できない部分ですが、液体洗浄であれば奥までしっかりと洗浄してあげられます。
おわりに
耳の中はあまり見ることがないと思いますが、こまめに見ることで異常に素早く気づき処置できます。
耳を掻くことが多いなど気になれば、仲間でなかなか見える部分ではないので、かかりつけの獣医さんに相談されるのもいいかもしれません。
読んでくださってありがとうございます。
気まぐれに記事を投稿していきますので、たまーに立ち寄ってもらえると嬉しいです。
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