どうも。もひもひです。
今、世界で秋田犬が大人気なのは知っていますか？
秋田犬といえば「忠犬ハチ公」や「わさお」で有名ですよね。
秋田犬のエピソードは多く
なんかいい犬
の印象は強いと思います。
そんな秋田犬人気が海外で爆発している理由を調べてみました。
この記事でわかること
- 秋田犬が海外で人気の理由
- 秋田犬の歴史
- 秋田犬の性格
秋田犬が海外で人気の理由
公益社団法人秋田犬保存会によれば、2010年に海外で同会に登録されていた犬籍登録数は73頭だった。ところが17年には海外のみで3,967頭と500倍に膨れ上がった。日本の登録数は2,628頭で日本原産犬のはずが国内登録数を超える逆転現象が起きている。これはあくまで保存会で登録されている数であり、他団体を合わせればよりその数は膨れ上がるという。ブームの火付け役はなんだったのでしょう？
「HACHI 約束の犬」2009年作の映画が海外で影響を与え、秋田犬の人気を爆発させたとされています。それに加えてプーチン大統領やフィギュアスケーターのザキトワ、元横綱の朝青龍などの著名人が秋田犬を飼うようになったことで人気が加速しました。
「HACHI 約束の犬」が気になり、僕も実際に鑑賞してみました。実話を海外向けに作られた映画になっています。結論から言いますが、ストーリー知っててもめちゃくちゃ泣ける作品になっています。結末がわかっているから序盤からじわじわきます。飼い主の目線ではなく、犬（ハチ公）の目線で丁寧に描かれています。犬目線を巧みに使った演出と秋田犬のもつ特徴や性格をうまく反映させている映画でした。こんなの観ればそりゃ秋田犬好きになりますよ。鑑賞されてない方はぜひ一度鑑賞されることをオススメします。
あらゆるメディアで取り上げられた秋田犬が今、人気を博しています。
秋田犬の歴史
秋田県原産の大型日本犬で、東北地方・北海道でマタギ犬（集団狩猟として活用された犬）として活躍しました。熊や鹿、猪を狩るパートナーとして活用されていました。
その後、江戸時代に大館地方の領主だった佐竹候によって闘犬が始められることになります。そこで猟犬だった秋田犬を闘犬として使用し始めました。1916年、日本で闘犬が禁止になります。秋田犬の存続を望む愛好家や研究家によって、1919年に発令された天然記念物保存法の指定動物に推薦されますが、雑種の程度が甚だしいと評価を受け、天然記念物としての登録は見送られてしまいます。しかし、その12年後の1931年に努力が実り、天然記念物への登録が承認されます。
余談ですが、天然記念物として登録されている日本犬は6種類いて
- 秋田犬 （大型犬）
- 北海道犬（中型犬）
- 四国犬 （中型犬）
- 紀州犬 （中型犬）
- 甲斐犬 （中型犬）
- 柴犬 （小型犬）
が指定されています。
ここで一息と思いきや、第二次世界大戦が起こり、存続の危機が迫ります。終戦時には20頭程度しか残っていなかったみたいです。紆余曲折あった秋田犬ですが、保存会などの努力もあり、ピーク時は46,000頭まで数を伸ばしました。しかし、2016年には世界的にみても6,550頭程度まで減り、日本には2,628頭と絶滅の危機にあります。
この背景に秋田犬の殺処分があります。一人の飼い主を一途に思う秋田犬は、新たな飼い主さんのところで心を開くことができず、それによって「なついてくれない」「これ以上は飼えない」といった理由で保健所に持ち込まれてしまうケースがあるようです。
ちなみに犬数としては非常に少ないため、通常のペット販売店では流通していません。購入は一部のブリーダーからとなるみたいです。
秋田犬の性格
秋田犬の性格は
- 知的
- 温厚
- 忠誠心が強い
- 警戒心が強い
- 自立心が強い
- 我慢強い
が挙げられます。
秋田犬はご主人様と認めた相手に対しては忠実な行動を取ります。ハチ公でイメージがありますよね。しかし、見知らぬ人や犬には警戒心が強いです。それに加え、大型犬です。場合によっては飼い主以外に危害を加える可能性があります。幼少期はしつけを徹底すること、様々な人や物に触れて慣れさせておくことがポイントになりそうです。
おわりに
どうでしたか？名前は有名な秋田犬ですが、飼う選択肢には入れたことないですよね。この記事で少しでも気になっていただき、その数を増やしていけることを願います。
ちなみによくある会話に
あの犬は秋田犬？柴犬？
わからねぇ。
があります。秋田犬と柴犬は似ているものの大きさが明らかに違います。秋田犬は大型犬で柴犬は小型犬として分類されています。
顔もよく見てみると顔のパーツが中心に寄って、幼顔が秋田犬です。逆にパーツが離れてキリリとした顔が柴犬になります。
読んでくださってありがとうございます。気まぐれに記事を投稿していきますので、たまーに立ち寄ってもらえると嬉しいです。
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