みなさんは愛犬と一緒に寝ていますか?
犬と一緒に寝る人の割合は以下の通りになっています。
引用元:INUNAVI
調査方法:インターネット調査
対象者:全国の男女500名
調査期間:2020年11月27日〜2020年12月2日まで
INUNAVIの調査によると約半数が愛犬と一緒に寝ると答えています。
うちも2匹の犬と一緒にご就寝派です。そこで、今回は犬と一緒に寝ることについて考えてみようと思います。
この記事でわかること
- 犬との睡眠についての研究データ
- 主観:僕が考えるメリット
- 主観:僕が考えるデメリット
必要な情報でなければ、ソッと閉じてくださいまし。
犬との睡眠についての研究データ
様々な研究データを参考にすると、犬との睡眠は
- 安定的な睡眠を与えてくれる
- 睡眠の質が向上する
ことが広く言及されています。
カナダのコンコルディア大学の研究チームが3グループの睡眠を比較しました。
- ペットと一緒によく寝ている子ども
- ペットと時々寝ている子ども
- ペットとまったく寝ない子ども
実験には11~17歳の子ども188人が参加。客観的なデータを得るために、子どもたちは、睡眠の状態を調べるための睡眠ポリグラフ検査を一晩行ったうえ、睡眠時間や覚醒時間を記録するためにアンチグラフィーを2週間装着しました。
アクチグラフィーとは時計型の計測器で自動的に人間の活動、休止リズムサイクルを記録し、査定するもの。睡眠と覚醒の判定をする。
「ペットとよく寝ているグループ」と「時々寝ているグループ」では、主観的な方法と客観的なメソッドで得られた睡眠時間や覚醒時間などのデータが一致することが判明。ペットと寝る人には同じような睡眠を得られている可能性がある模様。
アンケートの結果、ペットを飼っている人の多くは
リラックスして安心できる
と思っているようです。実際、今回の実験でも、ペットと寝ている子どもたちはそうでない子どもと比べて、夜中に起きてしまったり、眠れなかったりしたことはありませんでした。
ニューヨークのカニシャス大学の研究チームが発表した別の論文では、愛犬と一緒に寝る女性はパートナーと一緒に寝る女性よりも睡眠の質が高いことに言及している。
研究チームがアメリカに住む962名の女性を対象にアンケートを行ったところ、犬とベッドを共にする女性は、よりぐっすり眠る傾向にあることが明らかになった。
これらの研究からペットと寝ることは人間の心理に影響を与えていることがわかります。研究データの話はここで打ち切り、実際に2匹の愛犬と寝ている僕が感じるメリット・デメリットをお伝えします。
主観:僕が考えるメリット
まずはメリットを4つご紹介します。
- 癒される
- 暖かい
- 早起きできる
- 分離不安の解消、犬が安眠できている
1.癒される
布団で寝ている姿を見ると可愛く、癒されます。なんだか安心感がありますね。
2.暖かい
犬の体温は38℃~39℃と人間より高いため、一緒に寝ると暖かいです。
クロアチアで、山で怪我をして動けなくなった遭難者に犬が13時間寄り添い、命を救ったニュースが最近ありました。雪山遭難での低体温症を犬が防ぎ、遭難者を助けました。
以下詳細リンク
3.早起きできる
日が変わるまでに眠れば、6時、7時には起こしてくれます。
「犬を飼うと早起きになる」というけれど、実際にならなかったと思いますか?の質問に対しての回答。
引用元:いぬのきもちWEB MAGAZINE
質問が回りくどくてわかりにくいですが、「犬を飼うことで早起きになる」と答えた人の割合が74%となりました。「絶対」というわけではないみたいですが、犬を飼うことで早起きになると感じている人は多いみたいです。
4.分離不安の解消
我が家は22時ごろ就寝しますが、一緒に寝ないことで不安になり、朝5時ごろ吠えて起こしてきます。それに対して、一緒に寝ることで不安が解消され、6時、7時までぐっすり寝ています。このことから犬の睡眠の質も上がっていると考えます。
主観:僕が考えるデメリット
メリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
- 寝具のサイズを大きくしないと眠れない
- 怪我をさせる可能性がある
- おしっこを漏らす
- 衛生面に不安
1.寝具のサイズを大きくしないと眠れない
うちは現在、人間2、犬2がセミダブルのベッドで寝ていますが、犬が暖かい人間の間に割り込んで入ってきます。起きたらベッドから落ちかけていた、布団がないこともあり、ストレスになることもあります。
2.怪我をさせる可能性がある
人は一晩に平均で10~30回寝返りを打つと言われています。この寝返りで犬を潰してしまう危険性があります。すぐに起きればいいですが、そうでなかった場合を考えるとゾッとしますよね。
3.おしっこを漏らす
ベッドが高く、小型犬は自分で降りられないため、自らトイレに行けず、漏らされたことがあります。我慢させてしまうことで膀胱炎なども考えられます。いつでもトイレに行ける場所で寝かせてあげたほうが、犬も気楽かもしれません。
4.衛生面に不安がある
散歩に出掛けてノミやダニなどいろいろなものを付けて帰ってくるため、衛生的にはよろしくないでしょう。布団も獣臭が強くなるので、こまめな洗浄が必要ですし。
おわりに
犬と一緒に寝ると双方の心理的にメリットはあるものの、最悪の場合殺してしまうデメリットがあることも。
読んでくださってありがとうございます。気まぐれに記事を投稿していきますので、たまーに立ち寄ってもらえると嬉しいです。
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